学資保険とは?変わりになるものも含めて説明!

投資信託

ども!凪です!

パパ
パパ

最近子供が生まれた!

ママ
ママ

待ちに待った子供ができた!!

新婚男性
新婚男性

結婚もしたし、将来子供が欲しいなぁ。。。

幸せいっぱいだと思いますが、ふと将来の学費について不安になった事ありませんか?

今日はそんな方達に向けたお話をしていきたいと思います。

ちょっと調べた方や、ご両親、先輩パパママから聞かれた事があるかも知れません。

学費と言ったら学資保険の出番です。

今日は

  • 子供の学費どう効率良く作る?
  • 学資保険って何?
  • 学資保険以外に方法は?

というようなところを話していきたいと思います。

僕と同じ年代の子供を持つお父さんお母さんに知っていただけると良いなと思います。

凪の自己紹介。凪ってこんな人!

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学資保険とは

学資保険って何なの?

っていう方もいると思います。

簡単に言うと、

子供の教育資金を作っていく保険

です。

子供が生まれた、もうすぐ親になる、そんなとき気になるのが将来の教育資金。

今の給料で学費を準備できるようになるのかな。

など、親になると子供を幸せにしたい、子供に不自由させたくないと思う方が多いでしょう。

そんな時に検討されるのが「学資保険」。

ご自身の両親やパパ友、ママ友からすすめられた方も多いのではないでしょうか?

学資保険とは、子供の教育資金を準備するための貯蓄型の保険を言います。

毎月決まった額の保険料を払い、子供の成長に合わせた給付金をうけとることができます。

また、突然の事故などによって親(契約者)が亡くなった場合は、それ以降の保険料の払込が免除となり、保障がそのまま継続され給付金を受け取ることができるのも大きな特長です。

特約を付ける事によって子供の医療保障などが付いたタイプもあります。

ただし、特約を付けると給付金の「返戻率(へんれいりつ)」が100%を下まわる場合もあります。

実は、この返戻率こそが学資保険選びの最大のポイント。

ぜひチェックしたい返戻率については後ほど詳しくご説明します。

最近の学資保険

最近の学資保険は入る意味がないという話をよく聞きます。

それは以前の学資保険が非常に利回りが良く、支払った保険料に対して2倍になって返ってくるものもありました。

しかし、現在はどれだけ高くても1.1倍程度と非常に低利回りであることから、意味がないと言われます。

また、昔に比べ最終学歴や教育資金も高くなってきており以前に比べると有効性は低くなっていると思われます。

まずは子供1人にかかる学費を把握していきましょう。

現在の日本において、幼稚園から大学までどれくらいの教育費がかかるのか、ざっくり計算してみると1,000万円~2,600万円程度かかります。

<参考>各フェーズにかかる学費等

区分公立幼稚園私立幼稚園
3年間の学費64万円158万円
区分公立小学校私立小学校
6年間の学費192万円959万円
区分公立中学校私立中学校
3年間の学費146万円421万円
区分公立高校私立高校
3年間の学費137万円290万円
区分国公立大学私立文系大学私立理系大学
4年間の学費539万円730万円826万円

かなりかかりますよね。

びっくりされた方もいるんじゃないでしょうか?

そんな方の為に少しでも効率良く学費を作っていこうと考えられたのが学資保険です。

毎月保険料の支払いを行っていくことで、子供の成長フェーズに合わせた給付金を出してくれます。

下記が1商品の給付例です。

月額保険料:9,020円

保険料払込期間:18歳まで

学資金総受取金額:200万円

<受取時期と金額>

・18歳 40万円

・19歳 40万円

・20歳 40万円

・21歳 40万円

・22歳 40万円

返戻率:102.6%

※契約例 契約者30歳、被保険者(お子様)0歳、保険期間22歳満期、払込期間18歳まで、払込保険料総額1,948,320円、受取額資金200万円

現在の返戻率こそ高くはないですが、万が一の事が契約者にあった際には保険料の払い込みも不要となるので安心できるのではないでしょうか?

例え返戻率が高くなくとも、預金口座に教育資金を貯めていくというのはそれなりの強い意志が必要となります。

これを口座引き落としという形で貯蓄していくことで計画的に学資金を準備していくことができます。

学資保険の代わりになるもの

よくお客様の相談に乗る中でこんな事を言われることがあります。

学資保険じゃ、返礼率が悪過ぎる。

もっと増やせるものはないの?

結論から言うとあります!

ただそれなりにリスクも伴う為、ご自身のリスク許容度によって学資保険にするのか、これからお話しする別のものにするのかを検討していただけば良いのかなと思います。

では、2つ程ご紹介していきたいと思います。

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投資信託

一つ目は投資信託を使った積立投資です。

投資信託での積立は長期的に積立を行う事を前提とすれば非常に有効だと思われます。

5年程度であれば、それまでの相場環境によって損益が左右されてきますが、10年以上積み立てる事を前提としていれば積み立てた金額の倍以上の価値になる可能性も少なくはありません。

ただし、注意しなくてはいけないのは実際に学費として使いたいタイミングで相場環境の悪化が起こり投信の売却に悩まなくてはいけない可能性があるということです。

また、長期投資を前提としているので、学資保険の様に小学校や中学校の入学といった様な早いタイミングで使う事には向いていないかも知れません。

もちろん、相場環境による為運用状況が非常に好調であれば途中で売却し利用されるのも問題ないと思います。

ただ、これからは高校まで無償化の動きもある為以前よりはハードルは低くなっているのかも知れませんね。

・投資信託についての説明はこちら

平準払終身保険

2つ目は平準払終身保険です。

平準払終身保険は基本的に自分が亡くなってしまった時の保障や、自分の年金を作るのに適した保険です。

ですので、基本的には保険料の払込をある程度の年齢まで積み立てて、年金を貰いたい年齢まで据え置きをしなくてはなりません。

では、どうやって使うの?と思われるでしょう。

その方法は払込年数を短くして、据え置き期間を長くするという方法です。

具体的に実際に提案させていただいた内容をお話しさせて戴きます。

その方は子供さんが生まれたばかりで、子供さんが大学に入るタイミングの18歳までに300万円を超える金額を積み立てたいとの事でした。

他の銀行で学資保険を提案されていました。

ちなみに返戻率は101%と低く満足いっていない様子。

うちで、提案できる学資保険もほぼ変わらず魅力を感じるものではありませんでした。

そこで僕は平準払終身保険を提案させてもらいました。

設計内容は5年で300万円を積み立てを行い、18年後の返戻率は120%程度。

5年で300万円という事はひと月で5万円積み立てなくていけないということになります。

しかし、お客様は大手一部上場企業で勤務されているという背景を考慮し年払い約60万円の提案をさせていただきました。

毎月の支払で5万円は少々生活を圧迫してしまうこと、賞与がある程度支給される事を確認した上で1回の賞与で30万円を保険料としてよけておきましょう。

これをお子様にお金がまだかからない内の5年間で一気に貯めてしまいましょう!

とお話をさせていただきました。

・生命保険の説明についてはこちら

提案の内容

年払保険料:約60万円

保険料払込期間:5年

18年後の解約返戻率:約120%

当初、年払60万円という提案には驚かれていました。

しかし、

月々積立の必要がない事

賞与は基本的に貯蓄にまわしていた事

5年間しっかり貯めきれば、それ以降は無理なく貯蓄をすればいい事

18年後に余裕があり、保険を使う必要がなければそのまま置いておく事ができ、夫婦の老後資金として使うまで更に増やす事ができる事

これらのメリットをお伝えし、結果成約に至りました。

この提案については万人に当てはまるわけではありませんが喜んでいただけた為良かったのかなと思っています。

まとめ

まとめです。

学資保険は最終的な返戻率が大きなカギとなっています。

しかし、現在の環境上あまりいい返戻率の商品は存在しません。

ただ、契約者が亡くなられてしまった場合の特約や、自力で積み立てをしていく自信がないという方には非常に有効な手段であると考えます。

僕もそうですが我が子には不自由な思いをさせたくない。

お金の面で我が子の未来を制限したくないという両親は多いでしょう。

上で紹介した投資信託終身保険を使った積立など様々な資金作りの方法はあります。

ご自身の家庭の状況にあった資金作りを行い我が子の幸せに向かってお互いに頑張っていきましょう。

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